伊勢の夫婦岩の先にある富士山から朝日が昇るという神秘的な出来事!(その瞬間を捉えた動画)

 景勝地の二見ヶ浦は、かつて伊勢神宮を造った倭姫命がこの地を訪れた時、その美しさに2度も振り返って見たほどの場所。

 さらに、その沖合に浮かぶ大小2つの岩は、仲良く寄り添う様子から「夫婦岩」と呼ばれ、二つの岩を結ぶようにしめ縄が張られ、崇拝の場所となっています。

奇跡の瞬間を表現したイラスト

 夏至の日の前後、その場所で奇跡の絶景をよく晴れた日に見る事が出来ます。沖合に浮かび仲良く寄り添う大小2つの岩「夫婦岩」の間に、澄み切った晴天の日は、遠く200kmも向こうにそびえる富士山が拝めます。

 これだけでも自然が作り出した奇跡ですが、夏至の日6月21日前後は、その富士山から朝日が昇るという奇跡、まさに神秘的な出来事が起こります。今回は、その奇跡の瞬間を捉えた動画を投稿します。

↑これは動画です。写真にタッチすれば見ることが出来ます。

 夫婦岩の正面、夫婦岩を結ぶしめ飾り越しに富士山があることだけでも、自然界の不思議さを感じますが、さらに夏至の日前後は、その富士山の頂上から朝日が昇るという、まさに奇跡(神業)が起こります。

 仮に、この自然界を神さんが造られたのであれば、この仕業は、偶然でなく、神さんが人間に神業を実感してもらおうと考えられたのでしょうか。

 ただし奇跡の瞬間も、ちょうど梅雨の時期で、毎日が厚い雲に遮られ、日出を拝むのは至難の業です。そんな中、7年前に、その奇跡の瞬間を何とか見る事ができました。今回はその味を占めて、再度チャレンジしました。

 明日も晴れるとの天気予報を基に、前日の夜12時過ぎに急遽、家を出発。現地まで下道で約3時間の道のり。途中休憩なしの運転で現地到着は午前3時半頃になりました。

 早々、車を駐車場にとめ、目的の撮影場所となる二見興玉神社の石橋付近を確認に行きましたが、すでに大勢のカメラマンが最適な場所でスタンバイされており寄り付ける場所もありませんでした。

 そのため、今回は一眼レフカメラの撮影を諦め、最適な場所から少し離れた神社近くからビデオカメラによる撮影に切り替えました。

 そして、その軌跡の瞬間を捉えたのが、今回投稿する動画です。オレンジ色に輝く太陽の一部が富士山により欠けて見える様が、はっきりととらえることが出来ました。その神々しい光の光景は如何でしょうか

七年前に撮影したスナップ写真

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