レインボーラインからの眺望「三方五湖」の色の変化をお楽しみください。
先日の休みは特に用事がなかったので、ユーチューブに投稿するドローン空撮の材料づくりのため、妻と一緒に三方五湖に行くことにしました。三方五湖は滋賀県の隣の福井県にあり遠い場所ではないのですが、今までじっくりと見たことがありませんでした。
五湖すべてを回るほど時間的な余裕もなく、すべての湖が一望できる「レインボーライン」を走ることにしました。美浜町と若狭町に広がる三方五湖全体を眺望するには、レインボーライン山頂公園の展望台付近からがベストポジション。そこからは、全ての湖を眺める事が出来る絶景スポットでもあります。
この道路は三方富士とも呼ばれている標高約400メートルの「梅丈岳」を核とし、五湖と日本海のダイナミックな景観が楽しめる全長11.2kmの有料道路です。梅丈岳はこの付近では最も標高の高い山で、当然ながら山頂に登ると三方五湖が一望できます。
三方五湖は三方湖、水月湖、菅湖、久々子湖、日向湖の5つの湖の総称です。それぞれの湖は水質や水深が違い、それぞれが濃さの違う青色に見えることから「五色の湖」とも呼ばれています。また、レインボーラインのレインボーは、そこから名前が付いたらしいです。
五つの湖は淡水・海水などそれぞれに違った性質を持っています。同じ汽水湖でも日本海に直接つながっている久々子湖と一番奥にある菅湖、中間の水月湖ではそれぞれ海水と淡水の比率が違っているため水の色も微妙に変化します。
特に、高台からの眺望となる梅丈岳から見える景色は、五つの湖がそれぞれに違った青色に見え、その微妙な色あいは神秘的です。
この微妙な色合いの変化を感じ取るには、レインボーラインの山頂公園にある「天空のテラス」からの眺めです。この「天空のテラス」へ行くには、中腹まで車で登り、第一駐車場より上はリフトが利用できます。足腰の悪い方でもケーブルカーがあり、安心して頂上にある天空テラスまで行くことが出来ます。
今回はその素晴らしき三方五湖の眺望を、ご視聴いただいている皆様にもお裾分けをするためドローン空撮を行いました。中腹にある駐車場付近からドローンを飛ばし、展望台を迂回しながらの撮影で、その全容を納めることが出来ました。如何でしょうか。