うっすら雪化粧した風景はまるで水墨画の世界!「故郷の雪景色」(ドローン空撮・4k動画)

日本は四季がはっきりしており、四季折々の素晴らしい風景を見せてくれるため、私は日本に生まれて良かったと思う時が幾度となくあります。そんな中で、今回投稿するのは冬景色です。

近年は地球温暖化の影響もあり、子供のころの冬の寒さがあまり感じられません。子供のころの定番の冬景色は、家の軒先には長く伸びた「つらら」が列をなし、年の暮れに振った雪が根雪になり、春まで残ることが珍しくなかったと思います。

また、朝は積もった雪の上を歩く事ができ、学校への通学路は道でなくて田んぼの上を歩いて行けたほど厳寒の冬でした。

私の故郷「旧浅井町」は豪雪地帯に指定されています。冬場は雪が降り積もり、交通に支障が出て、生活がしづらくなります。

特に、昭和56年の冬は記録的な豪雪になり、小学校の体育館もつぶれるほど雪が積もり生活も困難となりました。そして、災害支援を要請し自衛隊に除雪をお願いした過去もあります。

今年は私の故郷では雪が少ないため生活が楽ですが、一方では、東北や北陸地方は例年になく大雪で困っておられる映像がニュースで目にします。近年、雪の降り方が変わったように感じている昨今です。

さて、先日は朝方に気温が下がるとともに、久しぶりに夜明け前から降雪があり、あたり一面、美しい雪化粧した風景がみられました。

寝室の窓から外を見ると、通常の雪景色とは違う素晴らしい光景が目に飛び込んできました。その光景を見るや否や、この景色を撮影しなければならないとの思いから、早々、ドローンをもって近場に出向き撮影した映像が今回投稿する動画です。

雪が降ると一面は白銀の世界に一変し、山々に接している我が地域は、まるで水墨画のような世界になります。雪景色の中で最も綺麗な光景は、冬場に葉を落とし枝のみが残る落葉樹の木々が、うっすら雪化粧した風景です。

枯れ枝のようになった殺風景な木々に雪が積もり、まるで枯れ木に花が咲いたかのように、素晴らしい絶景が見られました。

このような雪の薄化粧程度なら生活に支障はなく、風情ある光景をめでながら暮らしていけるのですが、降雪が続き積雪が多くなると生活は一変します。

雪はそのまま放置すれば溶けてなくなるのですが、たちまちの生活に支障になるため、重労働となる雪かきをして生活道路を確保するため、やむなく除雪をするのです。

降雪がある地域で生活がしにくい閉塞的な冬の時期でも、太平洋側は雪も降らず天気の良い日が続き、雪が降り積もる地域から見れば、うらやましい限りです。狭い日本でありながら、冬場は日本海側と太平洋側の生活状況に大きな格差が生じます。

しかし、そのような自然の摂理を変えることはできないため、降雪をポジティブに考えて克雪することしかありません。

そんな中で、うっすら雪化粧した風景は、見慣れた風景が一変されて、心に残る雪景色になります。見ていて飽きが来ない自然が作り出してくれる風景で、冬の情緒を感じずにはいられません。今回の投稿映像で、そこのところを感じ取っていただければ幸いです。

 

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