「秘境感」を楽しめる姉川ダム!今回は素晴らしき夏景色です(ドローン空撮・4k動画)

私の住む地域から、林道を使用すると僅か30分程度で行ける場所に姉川ダムがあります。その利点を生かして、今まで紅葉ピーク時期のダム湖の空撮動画を投稿しています。

日に日に変化する紅葉の撮影タイミングは、地元ならではの強みでもあります。紅葉時期以外でも四季折々の風景を楽しめるダムですが、今回投稿するのはダムの夏風景ですが、涼しさを感じてもらえる余水履きから流れ落ちる水にもターゲットにした空撮動画です。

姉川ダムは滋賀県米原市曲谷にある重力式コンクリートダムで、淀川水系の姉川中・上流部に位置し2002年に完成しました。

堤高は約21階建てに相当の80.5m、堤長は大型観光バス約21台分の225m、総貯水量7.6百万㎡の規模を誇るダムです。

姉川ダムは「多目的ダム」であり、大雨の際に一時的に水を貯め下流の川の氾濫を防ぐ洪水調節機能、渇水期にも一定の流量を放流し下流の川の環境保全に寄与する河川維持用水機能と、水力発電機能を併せ持つダムです。

ダム湖は白竜湖と名付けられており、その名前の由来は、自然の中に人の想いと神秘が重なるユニークなものがあります。

昔、伊吹山麓に美しい姉妹が住んでいました。大雨で山の“お腹”に水が溜まり暴れそうになったとき、姉妹は山の池に身を投じ、姉が「姉龍(あねりゅう)」に、妹が「妹龍」に姿を変え、水を流れへ導いたとされています。

その結果二本の川が流れ、姉龍が姉川、妹龍が妹川(高時川)と名付けられ、村を洪水から守ったとの伝説があります。

ダム自体が白く、谷を縫う湖面の様子は龍が川を泳ぐように見えることから、この神話と合わせて「白龍湖」と命名されたとされています 。

四季折々の風情が楽しめるダム景色ですが、夏場になると、深い山の緑に囲まれたダムの姿は素晴らしく、湖面に映り込む山の緑も格別です。もちろん白いダムと自然のコントラストが映える構図が写真映えするとともに、静かな空間の中での散策に最適で、下流公園からの眺めも圧巻です。

また、県内有数の山奥にあるスポットで、ダムは滋賀県米原市の深い山あいにあり、伊吹山地の谷間にひっそりと佇んでいます。

車でしかアクセスできず、途中は携帯の電波が途切れることもある「秘境感」が漂う場所でもあります。

観光客も少なめで、静寂と孤高の自然美が味わえる場所です。一度訪れてみてください。

 

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