鳥目線で見る「関ケ原の戦いの地」

　誰もが知っている1600年に起こった天下分け目の合戦「関ヶ原の戦い」。今回の空撮は、西軍のリーダー「石田光成」が布陣した「笹尾山」と、「決戦地」を中心にドローンを飛ばしました。
　関ケ原には、山とはいいがたい小高い丘のような笹尾山があります。そこは西軍のリーダーの石田三成の本陣だったところです。特にこの場所には広い駐車場も整備されていているとともに、合戦当日の様子を再現した馬防柵が設けられています。

　そこから、遊歩道を歩いと登ること5分程度で本陣跡まで登ることが出来ます。関ヶ原一帯を見渡せる高台へは、さほど苦もなく登れます。
　そこに設置された戦いの布陣の案内板を見ながら、関ケ原の戦いの舞台「兵どもの夢のあと」を見渡せます。東西両軍は、このまさに目と鼻の先のところで戦っていたことが分かります。400年あまり経た今も、その距離感は当時と変わらないのです。

　当時の彼がどんな思いで戦場を見おろしていたのか、自然と脳裏に浮かんできます。また、敗戦が濃厚になり三成本陣へ殺到する東軍の将兵の姿が目に浮かんでくるような錯覚を起こします。
　さらには、敗れたときはどんな思いでここを後にしたのか、感慨にふけってしまうような場所でもあります。
　関ヶ原古戦場の多くは住宅街や畑の中にあり、そこに碑や軍旗がポツンとあるだけですが、この地で起こった日本史上最大の激戦を振り返り、戦った武将たちに思いを馳せるのに、笹尾山からの眺望は最適です。
　今回の空撮は、その笹尾山を中心に行いました。如何でしょうか。

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