秋の鳥越林道の素晴らしき眺望!「鳥越峠付近をドローンで飛ぶ」(ドローン空撮・4k)

金糞岳と鳥越林道

 私の住んでいる所は、滋賀県で二番目に高い「金糞岳」の麓で、その山を源流として流れる草野川が造り出した肥沃な大地を生きる糧として生活を営んできました。

 金糞岳は、近畿地方の最北東部に位置し、滋賀県長浜市と岐阜県揖斐川町の境界にある標高1,317 mの山で、「関西百名山」に選定されています。

 草野川東俣谷には古い鉱山跡があり、鉱石を溶かす時に生じる金屎(かなくそ)が、山名の由来であるとする説があります。また、民話の『竹生島の話』では、伊吹山に首を切られて、伊吹山より低い山になったと伝えられています。

鳥越林道と鳥越峠の位置

 また、金糞岳付近で少し低くなった場所にある鳥越峠は、標高1,040m、滋賀県と岐阜県を隔てる県境に位置する峠です。その峠を通過する林道が平成9年に開通し広域基幹林道鳥越線「鳥越林道」と呼ばれています。

 林道の総延長は20kmを超え山肌を縫うようにコーナーが連続しており、滋賀県側を眺めると遠くに琵琶湖の美しい湖面。また、振り返えった岐阜県側には、飛騨国の山並みが眼前に広がっています。

↑これは動画です。写真にタッチすれば見ることが出来ます。  動画を気に入って下さった方は、ユーチューブで「👍」やチャンネル登録をお願いします。

 先般、紅葉風景を求めて鳥越林道を車で登り鳥越峠まで行ってきました。今回投稿するのはその時の映像です。

 金糞岳を核に構成する山々は広葉樹が多いため、春は新緑が綺麗で、秋になると山肌が錦の衣を着飾ったようになり、大変見応えのある景色を呈してくれます。

 11月に入った秋晴れの日にハンドルを握り、麓から幅5mほどの曲がりくねった舗装した道を徐々に高度を上げて登っていきます。麓の紅葉は少し色づいた木がある程度。徐々に高くなるにつれて、木々の色づき具合が増していきます。

 そして峠近くになると紅葉の見頃前の色づきになり、麓より一足早い秋本番の風景となりました。早々、ドローンを取り出し、テイクオフ。操縦モニター画面からは、紅葉した急な山肌に縫うようにして造られた林道が手を取るように見えます。

 また、麓の方にカメラを向ければ、見慣れた琵琶湖が画面に映し出されます。秋は空気が澄んでいるため、遠くまで見渡すことが出来ます。ここから見る琵琶湖は、高い位置からの遠景で少し形が違って見えるため、琵琶湖に浮かぶ竹生島などで位置を把握しないと、琵琶湖であることが解らないほどです。

 山深い高台にある鳥越峠から見る景色は新鮮です。また、紅葉風景がそれに花を添えてくれています。その雰囲気を味わっていただくためには、今回投稿した空撮動画をぜひご覧ください。

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