②私の新しい右腕となるか新機種「Mavic3」、撮影バージョンの広がる「ズームの威力」

琵琶湖から長浜市街を望む

 鳥目線で見ることが出来るドローンにはまり込んで5年弱が経過しました。清水の舞台から飛び降りた感覚で大金をはたいて初めて購入したPhantom4pro。この愛機で3年間、大空を飛びまくりました。

 その後、少しずつ撮影依頼が舞い込んでくる状況になり、肝心な時に機械トラブルで飛ばせないリスクを回避するため、サブ機の必要性にかられ購入した二代目Mavic2pro。今ではサブ機が主体となりいろんな場所の空撮を行ってきました。

Mavic3のズーム機能の検証のターゲットになった長浜城

 私の右腕となっていたMavic2proも素晴らしい性能があり満足していましたが、ドローンの性能も日進月歩でアップ。今使っているドローンより更にその性能を上回る新機種が登場すると、どうしても手に入れたくなる私の性分。またまた、なけなしの小遣いを叩いて、今使っている機種の後継機であるMavic3を昨年の暮れに購入しました。

 今回の投稿は、前回の投稿に引き続き、その性能を実感するために空撮を開始した試撮り映像です。検証内容は下記の三つのパターンです。少し専門的になりますが、分けて投稿しますので辛抱して読んでください。また、映像の違いも見比べてください。

 

①フレームレートの違いで画質がこんなに良くなる

②ズームのデジタルと光学ズームの威力

③4k画像を超える5.1K画像はどうか。

 第2回目となる今回の投稿は「ズームの威力」と題し、ズーム映像に関する投稿です。新機種Mavic3の大きな特徴として最大28倍のズーム機能が追加されました。ドローン本体には2台のカメラが付いています。

 ひとつは有名なハッセルブラッド製の焦点距離24mm(35mm判換算)の広角レンズカメラ。もうひとつのカメラは、焦点距離162mm(35mm判換算)の望遠レンズで、それらの組み合わせで最大28倍ズーム(デジタル+光学)が出来る装備になっています。

 今まではドローン本体を被写体に近寄るしかなかった撮影が、離れたところから遠くにある被写体も確認でき、ダイナミックでクリエティブな映像を撮影できる機種です。

↑これは動画です。写真にタッチすれば見ることが出来ます。  動画を気に入って下さった方は、ユーチューブで「👍」やチャンネル登録をお願いします。

 今回は、試し映像として長浜城にターゲットを当てズーム機能を使いながら撮影。投稿動画を見てもお判りいただけると思いますが、カメラズームが7倍を超えると、自動的に望遠カメラに切り替わり、最大28倍ズーム(7倍望遠レンズ×4倍デジタルズーム)にもなり、城の天守閣の様子までバッチリと撮ることが出来ます。

Mavic3のズーム機能の検証のターゲットになった長浜城

 ズームの場合、最大4k・30fpsとなり画質とフレームレートが少し制限されますが、かなりの迫力映像が撮れます。また、手持ちビデオではズーム対象物を追いかけるとブレブレになるため難しいですが、Mavic3はズームしながら対象物を追いかけてもブレは少ないです。

 何回か空撮してみて分かったポイントなんですが、ズームはドローンの動きに合わせると違和感が少なくなることを発見。ズームで拡大する場合は、ドローンは被写体に近づきながら行う。また、ズームで引いていく場合は、ドローンを後退しながらの動きを併用することで違和感が少なくなります。

 いずれにせよ、新しく導入したMavic3を使えば、今まで撮ることができなかったケースも克服できて、撮影バージョンが増えると思います。頼もしい相棒となる予感がします。

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