琵琶湖の有人島「沖島」をドローンで空撮

 琵琶湖に人が住んでいる島があるのをご存じだろうか。地元の滋賀県人でもあまり知られていない状況です。今回は、その島を空から撮影しましたので、素晴らしき島の様子をお届けします。

 琵琶湖の近江八幡市沖合に浮かぶ沖島は、琵琶湖最大の島です。周囲約6.8㎞、面積約1.53k㎡の大きな島で、島内には今現在でも約300人の人が住んでいます。また、猫が多く住んでいる島でもあり一部の人から「ネコ島」とも呼ばれています。

 一般論として、海にはたくさんの島があり多くが有人島ですが、琵琶湖などの湖沼の島に人が住む例は世界的にも少なく、学術的にも注目されている島です。その島が沖島で滋賀県にあるのです。

 勿論、近くの近江八幡市内への交通手段は船のみで、通学、通勤用に定期便も運行されています。また、島内には小学校があり、近年の少子高齢化と過疎化で、2019年度現在、在籍児童は約14人だそうです。

島の小学校(インターネットの写真をお借りしています)

 今回は定期船に乗らず、沖島の様子をドローンで撮影しようと計画しました。しかし、定期船が出ている掘切港からの距離は約3.5kmも離れています。愛機の二代目となったMavic2proでは、見通しが効く場所でも最大1.5kmが限界です。そこで、アンテナに反射板を付けることにより、電波の届く距離が約二倍になります。しかし、二倍になっても3km程度。わずかに届くことが出来ない状況でしたが、一か八かの挑戦を試みました。(ただし、監視員は先に島で待機です。)

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 島に向かう漁船の後をドローンで追いつつ、飛行距離をどんどん伸ばしていきました。想定された限界の3kmの位置に達したものの、島の街並みが小さくもの足らずであったため、電波警告も出ていないことを確認し、飛行を続け、気が付くと3.5kmまで飛んでいました。その結果は今回投稿した空撮映像をご覧いただければお判りいただけます。如何でしょうか。

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