必見の価値あり!天下の奇祭とも呼ばれる近江八幡の「左義長祭」は山車の飾りのクオリティが非常に高い!

日本にはいろいろな祭りの形がありますが、その中で奇祭と言われる祭りが滋賀県にも代々受け継がれています。

滋賀県近江八幡市で行われている左義長祭は毎年3月中旬の2日間に渡り、旧城下町の奉納町によって日牟禮八幡宮に奉納される祭礼行事です。

この祭りは、織田信長が安土城下で毎年正月に盛大に行い、自ら華美な衣装で踊り出たと伝えられており、この祭りは天下の奇祭とも呼ばれ、国選択無形民俗文化財に指定されております。

今回投稿する動画は、2年前に初めて見て感動し動画編集を行ったものの、投稿する機会を逃していましたが、今回、蔵出し映像として投稿します。

冬と春がせめぎ合う季節に勇壮華美に繰り広げられる左義長祭りは、湖国「滋賀」に春を呼ぶ祭りとしても知られています。

毎年、13基ある山車に、その年の干支にちなんだ飾りを作り、その出来映えを各町で競います。

2日間の初日には、13基のダシが日牟禮八幡宮に集結し、勇壮な渡御(とぎょ)が行われます。若衆たちの力強い掛け声と、きらびやかなダシの行列は、見る者の心を掴みます。

2日目は、ダシ同士をぶつけ合う「ケンカ」と呼ばれる熱気あふれる光景が繰り広げられ、各町の山車がぶつかり合います。そのためかなりボロボロになってしまいます。

最後には、砕けた山車を厄除けや五穀豊穣を祈願し、夜に一斉に奉火されます。燃え盛る炎と、舞い上がる火の粉、そして空に広がる幻想的な光景は、まさに「天下の奇祭」と呼ぶにふさわしいです。

祭りの中心となる山車の飾りを、その年の干支にちなんだ飾り物で、黒豆、小豆、胡麻、昆布、するめ、鰹節などの食材を用いて、地域の人々が約2~3ヶ月かけて制作します。(目まぐるしく日々が過ぎ去っていく今日、作品作りに時間を割く地域の人々の熱意にびっくりです)

その山車の飾りは全て食べ物で作るのですが、仕上がりを見てもそれが食べ物でできたなんてとうてい分からないくらい高いクオリティの仕上がりとなっており、誰もが見て驚きます。

今回の映像は、2023年の卯年の映像ですが、その時のどの山車の作品も素晴らしかったことを覚えています。今年2025年の干支は巳年ですので、どんな作品に仕上がるのか楽しみです。

必見の価値は十分にありますので、ぜひ見に行ってください。令和7年(巳年)の近江八幡左義長まつりは3月15日(土)、16日(日)に斎行されます。

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