岐阜にあった天空の茶畑

 「日本のマチュピチュ」といえば、兵庫県にある「竹田城」が有名です。しかし、その由縁たる雲海に浮かぶ城跡を見るには、私の住むところから車で3時間ほどかかる、なかなか行けない場所です。ましてや、秋に発生する雲海をみるには至難の業で、運も味方につけなくてはなりません。
 しかし、「日本のマチュピチュ」は私の住む隣の岐阜県にもありました。 今、ひそかに注目を集めている「天空の茶畑」と言われる場所が揖斐川町にあります。車で1時間ほどの距離にあり、天気が良ければ、常時、その絶景を見ることが出来ます。先日、その絶景をドローンで空撮するため出かけました。

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 ここをアピールする呼び名は「岐阜のマチュピチュ」と「天空の茶畑」という二つの名前が付いています。本来、マチュピチュと言えば、山の尾根にある遺跡のことを指します。そのことを踏まえると、「天空の茶畑」が正しいと思います。
 場所は、揖斐郡揖斐川町春日地先で標高330mにある上ヶ流地区。昔から、寒暖の差を活かし茶栽培が営まれてきました。最近になり、地元有志が一年近く掛けて遊歩道を造り、観光客誘致にピーアール。また近年、天空の遊歩道がテレビ・新聞等に取り上げられ、瞬く間に脚光を浴びるスポットとなり観光客が増加しているのが現状です。

 先日の天気の良い休日、昼前に家を出発し1時頃には現地に到着できました。奥深い山里特有の狭い道をのぼり、着いた先は7~8台ほどが止められる無料駐車場。そこへは地元の青年が親切に誘導してくれました。
 そこに車を止め、手作り感あふれる案内地図をもらい、その地図を頼りに山の中腹にある展望台へ歩くこと約20分。そこから見下ろす景色は、まさに天空の茶畑でした。すかさず持ってきたドローンを取り出し、空撮開始し、遠景動画を収録しました。

 そこから茶畑の詳しい様子を撮影するには操作が難しいため、茶畑の中でドローンを飛ばそうと下へ降りることに。下山し、茶畑の様子を撮ろうとドローンをスタンバイした時に、地元の人が近寄ってきて「ここはドローン禁止ですよ」とのこと。


 ドローン禁止の看板もないため、私が取得している国の許可と撮影目的を説明し、撮影させて頂きたいとお願いする。ドローン禁止の看板が設置されていなく、地元が作っているネットのサイトにも禁止の記載がないのに、一律禁止は・・・。結局、お願いをされたためドローンを片付け、撮影した分の投稿は了解を取り、帰ることとなりました。


 今回は、何とか撮影した貴重な遠景動画を投稿します。見て頂ければお判りの様に、まさに、天空の茶畑です。

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