春の長浜新川をドローンで見る

 長浜市内を流れる「長浜新川」は新しくできた川です。過去は、大雨の時に長浜市街を流れる中小河川があふれて浸水被害が度々発生していました。このため、洪水対策として近年になり新しく開削された人工の川です。
 川幅は広くとられ、常時水が流れる低水敷は小さな川のようですが、大雨時でも余裕をもって水が流れるように河川敷がとても広く作られています。また、川底は掘り下げられているため、堤防は高くなく、川に接する市街地の高さと同じで、通常の堤防感覚ではありません。

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 長浜新川は、「コンクリートの見えない川づくり」をコンセプトに植生がデザインされており、在来の草が生い茂る自然的な河原となっています。また、市街地を流れる川として、市民の憩いの場を提供するため、河川敷の両側には、遊歩道が整備され、市民が散歩するコースとしても利用されています。
 そんな市民の憩いの場も提供する河川堤防に、以前、かなりの数の桜の苗木を植樹。その桜並木がようやく見応えがあるようになってきました。まだまだ若木ですが、花の付き具合は最高です。これから10年後には若木も大木となり、より枝ぶりも見事で、見ごたえのある桜並木となると思います。

 今回は、そんな長浜新川の桜並木を鳥目線で見てみたいとドローンを持って出かけました。(自分でも撮りたいとの思いはあったのですが、実は、ある団体からホームページに載せたいとの依頼を受け、背中を押されて空撮を行ったのが事実です。)
 実はこのフライトは昨年の春に行ったもので、一年間、蔵入りになっていました。桜の投稿は旬の時期があり、新緑の時期になってしまうと違和感が出るため、来年まで蔵入りとなるのです。しかし、せっかく撮影したため、お披露目すべく、今回蔵出し映像として投稿しました。

 ここは市街地の真ん中で、専門用語ではDID地区に該当します。日本語に訳すと人口集中地域と言われています。ドローンは航空法に縛られており、DID地区内を飛ばす場合は、通常の条件より、厳しい条件が負荷されます。
例えば、人に危害を加えないようにするため、プロペラにガードを付けるとか、ドローン操縦者以外に、見張り員を付けるとか、色々と厳しい条件となります。
 そんな条件をクリアーし、ドローンを飛ばし空撮した映像が、今回投稿する映像です。桜並木は若木で見応えが十分でなく、川の形状は直線で変化はありませんが、低水路敷の両側に整備された曲がりくねった遊歩道がいいアクセントを見せてくれています。如何でしょうか。

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