奥琵琶湖に突き出た「つづら尾崎」は、湖岸は入り組んだリアス式海岸のようで、複雑で美しい!(ドローン空撮・4k動画)
「奥琵琶湖」は、琵琶湖の北部、特に湖北地方と呼ばれるエリアに面する琵琶湖を指す言葉です。
観光ガイドや地元の人々が親しみを込めて使う名称で、滋賀県の中でも自然が色濃く残る、美しい景観と静けさに包まれた地域です。
今回投稿するのは、初夏の時期に撮影した奥琵琶湖と呼ばれるエリアのつづら尾崎付近の空撮映像です。
映像を見てお分かりのように、奥琵琶湖に突き出た半島のつづら尾崎の湖岸は、入り組んだリアス式海岸のようになっており、複雑で美しい地形を見る事が出来ます。
そして、つづら尾崎をめぐる奥琵琶湖パークウェイの展望台からは、奥琵琶湖をぐるりと見渡せる絶景が広がります。
そして、入り組んだ岬と対岸の山々、そして琵琶湖の広がりが一体となり、壮大な風景が楽しめます。また、晴れた日には遠く伊吹山や比良山系までが望めます。
さらには、奥琵琶湖は四季折々の風景の彩りが最高の場所でもあります。春は近くの海津大崎を含めると約4千本の桜が咲き誇り、ピンク色の桜並木と湖岸とのコントラストが絶妙です。夏は、今回投稿した映像のように青い湖と緑の木々が鮮やかに映えます。
秋は紅葉に染まった山肌が湖に映り込み、冬は雪化粧した静寂で幻想的な風景も見る事が出来ます。
交通アクセスがやや限られていることもあり、桜シーズン以外は、観光客で混雑することが少ない穴場でもあります。
湖岸に立ち尽くせば、さざ波の音が心に沁み込み、一方、山側に目を向ければ風の音や鳥のさえずりが耳をかすめ、日頃の雑踏から回避したかのような景色をゆっくりと堪能できます。
静けさと癒しを求められている方には、混雑したエリアを離れて、ゆったりとした時間を過ごす事が出来るお勧めの場所です。
奥琵琶湖は大都市圏から離れた立地により大自然を感応できる場所だけでなく、文化や歴史の豊かさにも特徴のある地域です。
つづら尾崎は古くから湖上交通の要所でもあり、多くの歴史や伝説が残る場所です。近くには賤ヶ岳古戦場跡や竹生島など、歴史的名所も点在しています。歴史やロマンを求める方にもおすすめの地域でもあります。私のおすすめの場所です。ぜひ訪れてください。