大三島にある樹齢約3000年の巨大な楠木の根元には自然にできた空洞があり、まるで門のように見えることから「生樹の御門」と呼ぶ!(4k動画)
昨年の春にドローン県外遠征で訪れた愛媛県にある生命力を感じさせる老木の映像を、今回は蔵出しします。
それは、瀬戸内海に浮かぶ島にありました。愛媛県今治市の『大山祇神社』がある大三島は、しまなみ海道の愛媛県最後の島で、古代から「神の島」として崇められており、思ったより割と大きな島でした。
そこにあるのが大山祇神社奥の院に生育している楠の巨樹です。幹周は15.5mで、愛媛県の天然記念物に指定されています。
長い年月を経て根本に出来た空洞は、人が通れるくらいの大きな穴が空いています。それ自体が奥の院への参道となっているため、生きている樹の門ということからきている「生樹の御門(いききのごもん)」と呼ばれています。
木の根元には自然にできた空洞は、根元から2本に別れており、まるで門のように見えます。奥の院参拝にはこれをくぐっていくため、このように呼ばれています。
樟の老木は、樹齢はなんと推定3000年の迫力満点の大きな御神木です。長い間参拝者さんを見守って来た大きな御神木には圧巻です。
この木のほかに、大山祗神社の境内には、大山祇神社の御神木である「乎知命御手植の楠」というクスノキをはじめ、巨大なクスノキが数多くあり、「クスノキ群落」を形成しています。
「生樹の御門」は、大山祇神社から徒歩10分くらいの場所にあります。民家などの前に小さな案内板があるので迷わず行けました。
根回りが32mもある大きな楠木で、木の幹には人が通れるくらいの大きな穴が空いています。大山祇神社奥の院への参道で、生樹の御門をくぐると長生きできると言われているそうです。
古い木には精霊が宿るといいます。見るからに最強のパワースポットという雰囲気が漂っており、木に触ってみると不思議なパワーを頂ける感じがしました。
生樹の御門は、自然が創り出した壮大な門を通り抜けるという貴重な体験ができる場所です。
その神秘的な雰囲気は、訪れる人々に心の平穏をもたらし、自然の力強さを感じさせてくれます 。また、奥の院へと続く参道としての役割も果たしており、歴史と自然が融合した特別なスポットです。ぜひ行ってみてください。